花夢オーナーブログ

この夏は新型コロナウイルスの影響で、春夏とも甲子園での高校野球が開催されなかった。

それを何とかしようとのことで各地方で、独自の大会が開催されている。

その中で宮崎での選手宣誓が、私の心に響いた。

ニュースでの特集を見たのだが、残念ながら全文が掲載されてなかった。

概ねの抜粋は、以下の感じだ。

『高校最後の夏に仲間とプレーできることの喜びを表し、「見せましょう希望と勇気を。見せましょう、高校球児の底力を。そんな思いをこれまで応援して下さったすべての方々に伝えられるよう、最後まで高校球児らしく覇気のあるプレーで戦うことを誓います。」と、元気に結んだ。』

何だか、自分がニュースで見て聞いた宣誓ではなかったので、必死で探したら、、、

あったーーー！

『藤坂主将は宣誓の中で、「世界中が未知のウィルスと闘う中だが、甲子園でのプレーを諦めることは、仕方ないの一言では済まない思いがあった」と心情。「感謝を伝えるため、甲子園を目指し、切磋琢磨（せっさたくま）してきた仲間との思いを果たすために、私たちは全力で野球をする。そして、甲子園を目指し、りりしくプレーする高校球児の青春を未来につなげます。」と誓った。』

これ、これ！

感謝を伝えるため全力で野球をするって、まさに青春って感じで聞いてるこちらが気持ち良かった。

高校生が自分達だけでは決して出来なかった試合が、多くの皆さんの力によって実現出来た。

その思いに感謝で応える。

仕事でも何でも、そうではないだろうか？

私達は決して一人では生きていけない。

周りがあってこそ社会が成り立ち、自分が生きていける。

この紛れもない事実を素直に認識して、報恩感謝する。

高校生に改めて人間としての生き様を見させて頂いた。

テレビや新聞にも取り上げて頂いて、大変反響があった卒業生への花贈り

今週から発送が始まって、皆様の所へ順々に届いている。

その中に、今回のプロジェクトメンバーの紹介が同封されている。



東三河は花の生産が日本一！

その生産者の中でも、そうそうたる人達が協力してくれた。

花夢は花屋冥利に尽きるのだが、このプロジェクトに加われて本当に良かったと思う。

花夢スタッフは年度末のとても忙しい中での作業となって自分としては恐縮してるのだが、何よりも多くの子ども達と関係者の皆様からの喜びの声が嬉しかった。

まだまだコロナウイルスとの戦いは続く。

でも今週は、この花を受け取って少しでも心が安らいでもらいたい。

こんな事になるなんて．．．　

そんな想いを多くの子ども達が抱きながら、何とか卒業式を迎えたのではないだろうか？

花夢は創業以来、多くの学校の卒業式の花を飾らさせて頂いた。

今年は毎年恒例となった行事に、複雑な思いで関わらさせて頂いた。

















花を見てるだけでは何ら変わらない。

だが保護者は出席出来ないとか、在校生性は自宅待機とか・・・

昨日、花を設置していても子ども達の声は全く聞こえなかった。

こんな様を感じた卒業式は、、、

だが、まずもって卒業された子ども達と保護者の皆様にはおめでとうと言いたい。

そして何とかして早くに、正常な学校生活が迎えられる様になってもらいたい。

コロナウィルスで休校となり、全国的に卒業式をどうするかと議論している。

だが、高校はもう卒業式が終わってたり、直ぐだったりしてる。

そんな中、昨日毎年注文頂いてる学校に花を飾ってきた。







そして、今日無事に卒業式を迎えられた。

毎年の事だが、今年は特に感慨深い。

時間が経てば何も考えずに卒業式がやってきたが、こうなってみて初めて普通が普通でない事に気付いた。

そして、この様な素晴らしい仕事を頂いてる事実に感謝の気持ちでいっぱいだ。

明日は中学校の卒業式の設置がある。

ここまで成長した子ども達と親御さんの思いを、花に託したいと思う。